愛知県に移住を考えている人におすすめの地域

大東建託株式会社が行った「いい部屋ネット街の住みここちランキング2022」の都道府県版によると、愛知県は、「住みここち」ランキングの8位になっています。「住みたい街」ランキングでも14位です。「住みここち」ランキングでは、行政サービスが4位、交通利便性が6位、生活利便性が8位などとなっており、愛知県はおすすめの移住先といえます。

「住みここち」ランキングの自治体版では、愛知県長久手市が全国1位で、2位が東京都中央区という結果でした。長久手市は県の西部にあり、名古屋市とも隣接しています。「愛・地球博」も行われたところで、全国で住民の平均年齢が最も低い街としても知られています。住宅地や商業施設が多く、豊かな自然も残されています。

移住を考えている子育て世代におすすめなのは、名古屋市の名東区や緑区、千種区です。子育てしやすい環境が人気で、県外から移転してくる人も多い地域です。緑も多く、大きな公園や家族で楽しめるレジャースポットもあります。名古屋駅にも近く、ショッピングセンターもあるので、買い物も便利です。千種区は文教地区で、名古屋大学があります。名東区や緑区も教育レベルが高い区です。歩ける範囲で食料品や日用品がすべて購入できる地域として人気なのは、大須商店街のある上前津駅と大須観音駅付近の地域です。イオンモールナゴヤドーム前のある地域やスーパーやドラッグストア、コンビニが多い鶴舞駅付近も、買い物で遠出したくないという人におすすめです。

愛知県でIターン転職するメリット

愛知県でIターン転職をするメリットの一つが、介護職の年収が全国的に見て高い点です。ホームヘルパーなら320万円程度、ケアマネージャーになると平均400万円を超えることもあります。年齢や経験による差はあるものの、平均360万円と全国的に見て高いのが特徴です。また、愛知県名古屋市は東海地方の中心都市で、介護施設数は都道府県別ランキングで上位10位以内に入ります。施設数が多いため、転職難易度がそこまで高くなく自分に合った職場を見つけやすいのも、愛知県でIターン転職をする魅力といえます。

また、介護職だけでなく、愛知県では県外からのUIJターンを促進する取り組みを行っています。移住転職支援のためのサポートセンターがあり、就職をサポートするほか、東京圏からの移住転職希望者を対象にした移住支援金制度を行っています。移住転職希望者が仕事先を見つけ、無事に生活できるようサポート。これまで愛知県に住んだことがない人でも、スムーズに生活を始められるよう支援を行っているのです。

愛知県は公共交通機関が発達しており、プライベートでも車を持たなくても移動できます。特に、都市部であれば運転免許が必須条件ではない求人もあります。また、生活の利便性も高く、スーパーマーケットやコンビニエンスストアはもちろん、大型商業施設もいたるところに立地。さらに物価水準が全国的に見て低く、賃貸住宅の家賃も低くなっています。都市部で生活の利便性が高い一方で、お金をたくさん使わずに生活できるのも魅力です。愛知県での移住と転職を考えている人は、こちらの「愛知県移住GUIDE」も参考にしながら、一歩を踏み出してみてはいかがでしょう。